電車待ちの列の一番前で大きな日傘
IT企業勤務の20代女性・Bさんは、自身も日傘を差すが、「自分が日除けできればいいという感覚の人は多いかも」と話す。
「日焼けしたくない気持ちはわかるんですけど、日傘を差していない人と狭い道ですれ違う時も傘を傾けなかったり、先日は駅のホームの電車待ちの列の一番前で、大きな日傘を差している人がいてびっくりしました。
列に並びたくてもその周りに近寄れないし、その人が身体を動かすたびに傘が回るので、正直迷惑。公共の場で自分のことしか考えない行動は、どうなのか。反面教師にしようと思いました」(Bさん)
帽子やアームカバーで代用することも
不動産会社勤務の40代女性・Cさんは、シーンに応じて日傘以外の対策を心がけており、場合によっては帽子やアームカバーも使っているという。
「私も日傘は使いますが、全員が日傘を使っているわけではないからこそ、自分では気付かないうちに迷惑になっていることがあると思っています。特にスポーツ観戦や子供の運動会で前列にいる人が堂々と日傘を差していると、すごくイライラしますね」
紫外線対策として日傘が存在感を増すからこそ、マナーを意識した行動がよりいっそう重要になりそうだ。(了)