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野球中継の観戦スタイル“こだわりの楽しみ方”を聞いた 「目はテレビ、耳はラジオ」「30秒スキップ駆使」「攻撃の時しか見ない」など

何とかストレスが貯まらないようにするには…

 楽天ファンのDさん(40代/男性)は、一見すると「なぜ?」という視聴スタイルで、野球中継を楽しんでいる。

「子供の頃はラジオで野球中継を聞いていて、なじみがあるのはラジオ。しかし、映像も見たいので、テレビで試合を見ながら、音はラジオ中継を聞いています。ラジオを聞く人は野球に詳しい人でしょうから、解説がテレビよりマニアックなんですよね。戦術などの解説が細かいので、もっぱら『目はテレビ、耳はラジオ』です」

 特に贔屓チームはなく、「とにかく野球が好き」というEさん(40代/男性)は、独特のこだわりがある。

「どの試合を見るかを選ぶ基準は解説者です。この人の解説なら見たいという人もいますし、この人が解説なら絶対見ないという人もいます。あからさまに片方のチームを応援する解説者はNGですし、芸人のように笑わせようとする人も苦手。自分が学生時代にキャッチャーだったので、配球などを細かく解説してくれる捕手出身の解説者が好きです」

 最後に、猛烈なDeNAファンの父親を持つFさん(40代/女性)が、父親の特殊な観戦スタイルについて語る。

「ウチの父は大洋ホエールズ時代から横浜ひとすじですが、70年以上ファンを続けてきて、優勝したのは2回だけ。イライラすることの方が圧倒的に多いので、基本的に攻撃しか見なくなりました。『点が入らないとイライラするが、点を取られるのはもっとイライラする』からだそうです。そしてDeNAが負けると、録画してある勝ち試合のストックを見てから寝ています」

 ただ勝ち負けだけでなく、人によって色々な楽しみ方があるようだ。(了)

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