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野球中継の観戦スタイル“こだわりの楽しみ方”を聞いた 「目はテレビ、耳はラジオ」「30秒スキップ駆使」「攻撃の時しか見ない」など

家の中で応援グッズを使うスタイルの人もいるだろう(イメージ)

家の中で応援グッズを使うスタイルの人もいるだろう(イメージ)

 日本で抜群の人気を誇るプロ野球。わざわざ球場に足を運ばなくても、地上波、BS、CS、DAZNなどを併用すれば、テレビで見られない試合はなく、プロ野球ファンにとっては幸せな時代だが、1シーズンで143試合、さらにCSや日本シリーズもあるので、テレビの見方に色々なこだわりが生まれても不思議ではない。そこでコアな野球ファンの「野球中継の楽しみ方」を聞いてみた。

 西武ファンのAさん(40代/女性)は、テレビ中継がまさに生活の一部になっている。

「試合がある日は、テレビはつけっぱなし。リビングとダイニングに1台ずつテレビがあるので、野球はミュートにして横目で見ながら、もう1つのテレビでニュースやバラエティ番組を見ています。試合の状況は画面表示で分かるので、勝負どころになったら音を出して見るやり方。それがシーズン中はずっと続く感じです」

 巨人ファンのBさん(50代/男性)は、時間を上手に使って試合をくまなくチェックしている。

「家に帰るのはだいたい試合終了後なので、HDDで中継を録画しています。家に帰ったらプレーボールから試合を見ます。30秒スキップを使うと、丁度ピッチャーが投げるタイミングにピッタリなんです。多用するとあっという間に試合が終わっちゃうんで、なるべく使わないようにしていますが」

 広島ファンのCさん(30代/男性)の楽しみ方は、かつてでは考えられなかったやり方だ。

「ナイターがある日は、家に帰るまではネットの一球速報で試合状況をチェック。家に帰ったらすぐにテレビをつけ、同時にパソコンも起動して、試合を見ながら言いたいことを片っ端からXに書き込んでいます。ただテレビで試合を見ているだけだと、試合展開によっては退屈しますが、Xのタイムラインを眺めていると、イベントに参加しているような一体感が味わえるので、ここ数年はもっぱらそのスタイル。シーズンが終わった後の虚脱感はハンパありません」

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