こっちが有料会員なのに相手が無料会員だと腹が立つ
IT企業勤務の30代女性・アヤカさん(仮名)は、5つものマッチングアプリに登録している。マッチングアプリは女性無料のところも多く、金銭的負担が軽いことも魅力的だが、アヤカさんは「課金してみた」ことがあるという。
「男性でも女性でも“本気の人は課金”みたいなコースがあったので課金してみたことがあります。そこで思ったのは、こっちが有料なのに、“いいね”をしてくる男性が無料会員だと腹が立つ(笑)。でもよく考えたら、無料と有料の違いは使える機能に差があるだけで、有料のほうがいい人がいるわけでもない。ちょっと信用性があがるのかな、ぐらいですかね……
結局、少しでも嫌なところがあると無視したり、こちらが気に入っても相手にスルーされたりして、また相手を探して再スタート。もはやリセットとガチャを引くことを繰り返す“リセマラ”(リセットマラソン)でしかないです」(アヤカさん)
アプリをはじめとする様々なサービスが生まれたことで、これまでよりたくさん人に出会えるようになった昨今の婚活。運命の人に出会うまで、課金をやめられなくなる人も少なくないようだ。(了)