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若者の「合コン離れ」の実態 私たちが合コンに行かないこれだけの理由

20代の約半数が“合コン離れ”を実感しているという(イメージ)

20代の約半数が“合コン離れ”を実感しているという(イメージ)

 出会いの場として、古くからあるのが合コン。しかし昨今では、男女の草食化や、より効率的な出会いが可能なマッチングアプリの利用も増えており、「若者の合コン離れ」が進んでいるようだ。

 SMBCコンシューマーファイナンスが、昨年12月に発表した「20代の金銭感覚についての意識調査2018」によれば、20代の約半数にあたる47.1%が「合コン離れ」を自覚していると回答。関心がなく、必要だと感じないものとして、「固定電話」「ゴルフ」に次ぐ3位にランクインした。果たして、本当に合コン離れは進行しているのだろうか。合コン好き、苦手と感じる若者たちの、それぞれの意見を聞いた。

20代男性「合コンは“経験”を買う場」

 広告業界で働く男性・Aさん(28歳)は自他共に認める合コン好き。仕事に少し余裕の出てきた社会人2年目以降、週2、3回ほどのペースで合コンに参加し続けている。相手は外資系コンサルタントや大手企業の広報、キャリアアテンダントなど華やかな職種が多い。合コンがない日であっても、暇さえあればナンパスポットに繰り出し、トーク術に磨きをかける。そんなAさんが合コンに求めるものは、「経験」だと語る。

「以前は出会いを求めていましたが、最近では経験をおカネで買う場という感覚です。普段出会えない職業の人と、一度に複数人出会うことが出来る。合コンを通じた出会いをきっかけに仕事につながったこともあります。気になったお店に行くきっかけにもなる。いつか飽きる時が来ると思いますが、メリットがある以上は参加し続けます」(Aさん)

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