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「自作Tシャツが悪臭の温床に…」ライブやイベント現場で気になる“ニオイ問題”で迫られる対策 「なるべく新しいTシャツを」「すすぎ消臭剤を活用」

 そんなAさんが、ニオイ対策のためにもっとも気にしているのがライブの際に着る服だという。

「もちろん毎日お風呂も入るし、制汗剤も使います。汗のニオイを抑えるための努力をするのはもちろんなんですが、それ以上に汗を吸った洋服からイヤなニオイが出てくることが多い。特に何度も着て、何度も洗濯している洋服は、もはや汗を吸うとすぐにイヤなニオイが出てくる気が……。だから、汗をかきそうなときは、できるだけ新しい洋服を着るようにしています」(Aさん)

 Aさんは、ライブに行くときはそのグループのグッズとして販売されているTシャツを着ることが多い。

「以前は、お気に入りのグッズTシャツを何度も着ていました。同じものを5年くらい着ていたと思います。でも、毎回ライブでそのTシャツを着て、毎回大量の汗を吸っているわけで……。いまはできるだけ新しいTシャツを着てライブに行くようにしています」(Aさん)

年季の入った自作Tシャツを封印

 アイドルのファンのなかには、ライブ用にオジリナルのTシャツを作る人もいる。しかし、その自作Tシャツが“悪臭の温床”になっているケースもあるのだ。神奈川県に住む自営業のBさん(30代男性)はこう話す。

「私は推しメンのメンバーカラーのTシャツを作ってライブに参戦していたんです。推しメンに喜んでもらうために、そのメンバーの名前を大きくプリントしたTシャツで、ライブのときはヘビロテして、毎回それを着ていました。

 でも、ある日のライブ終わり、いっしょに行っていたオタク友だちに『そのTシャツちょっとクサいかも』と言われたんです。自分としては良かれと思って着ていた自作Tシャツですが、実はそれがニオイの原因だったと、そこで初めて気づいたんです。たしかに何度も着て、何度も洗濯して、色もあせているし、首周りもよれているし、見た目的にもかなりみすぼらしいものになっていました。それを着ることが自分のこだわりであったのは事実ですが、そのせいでイヤなニオイを発していたというのは、申し訳なかったですね。

 それからはその自作Tシャツはもう着ていません。いまは新たにオフィシャルのグッズTシャツを買ってそれを着ています。それだけでなく、ローテーションしていろんなTシャツを着るようになりました」

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