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【60歳からのキャッシュレス&ポイ活術】自治体の「地域通貨」、シニア向け決済、歩く系アプリ…使えば使うほど得するテクニックを紹介

シニアが得するキャッシュレス決済も(イメージ)

シニアが得するキャッシュレス決済も(イメージ)

 いまやほとんどの人にとっての生活必需品となり、60代の普及率も9割を超えたスマホだが、「得する使い方」をマスターしている人はそこまで多くない。ここでは、キャッシュレス決済や“ポイント”に関するお得な活用テクを紹介しよう。

楽天カードを持っていなくても最大1.5%還元

 スマホで得をしたいなら「使うほどにザクザク貯まる」キャッシュレス決済とポイ活を取り入れよう。「ポイ探」代表の菊地崇仁さんは「60代はスマホでのキャッシュレス決済の始めどき」だと話す。

「“スマホには詳しくないし……”と敬遠するかたもいますが、難しいことは何もなく、支払いのための道具がクレジットやデビット、プリペイドといったカードか、スマホのQRコードやバーコードを使うかの違いがあるだけ。QRコード決済はお得なキャンペーンが多いため、ぜひ挑戦してみてほしい」

 QRコードやバーコード決済なら「楽天ペイ」がおすすめだと話すのは芸人でファイナンシャルプランナーのフルマユコさんだ。

「楽天ペイを楽天キャッシュ(チャージ残高)払いすれば1%還元。チャージを楽天カードからすれば還元率が0.5%アップしていたのが、6月4日からは銀行口座やATMからの現金チャージも対象になったので、楽天カードを持っていなくても最大1.5%還元になりました。もちろん、楽天ポイント対象の店舗なら二重取りも可能です」(フルマユコさん)

 各自治体が発行する「デジタル地域通貨」にも注目したい。岩手県盛岡市内のアプリ加盟店でキャッシュレス決済をすると200円につき1円分がポイントとして貯まる「MORIOペイ」や、頻繁に高還元キャンペーンを行う東京都板橋区の「いたばしPay」など、指定の地域内で使える通貨で、主に専用アプリにATMやクレジットカードなどでチャージしておき、対象店舗で支払うとポイント還元が受けられる。

「既存のQRコード決済と連携するものと、渋谷区や世田谷区のように自治体独自のアプリを活用するものがあり、還元率は10~20%、多いところでは30%とかなり高く、自分の住んでいる自治体が地域通貨を実施しているなら、やらない理由はありません」(菊地さん・以下同)

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