家計

新生「Vポイント」を大解剖 還元率を高めるために実践したい「二重取り」「タッチ決済」などの基本テクニック

アップルペイやグーグルペイにクレカを登録しスマホでタッチ決済

「タッチ決済」でポイント還元率がお得になるケースも

「タッチ決済」でポイント還元率がお得になるケースも

「提示に加え、決済ポイントも貯めるなら、三井住友カードで決済すれば通常0.5%のポイントが還元されます。

 さらに三井住友カードをスマホでタッチ決済した場合は7%還元になります。ただ、これはセブン?イレブンやローソンなどの主要コンビニ、サイゼリヤなどの飲食店が対象です。

 7%にするには、アップルペイやグーグルペイにクレジットカード(以下、クレカ)を登録し、レジで『VISAのタッチで』と店員に伝えてタッチするのがコツ。クレカのタッチ決済やiD払いでは、7%還元にならないので注意してください」(ハイジ博士さん)

 家族を1人登録するごとに還元率が1%アップする家族ポイント(最大5%)もある。スマホタッチ決済は会得しておきたいワザだ。

三井住友銀行のデジタル口座「Olive(オリーブ)」なら最大20%還元も

三井住友カードとOliveの比較

三井住友カードとOliveの比較

「Olive」の宣伝をよく目にするが、これは、三井住友銀行の銀行カードとクレカ、デビットカードなどを一括管理できるデジタル口座サービスのこと。クレジット機能付きのカード「Oliveフレキシブルペイ」の特色は、三井住友カードと比べても、Vポイントアッププログラムの内容が充実しており、最大20%まで還元率が高まる仕組みを持つことだ。

「Olive口座は0才から誰でも作ることができ、口座開設のハードルが割と低いのも魅力です。もちろん、クレジット機能付きのカードを発行する場合は満18才以上が条件となり、審査もありますが、債務整理・自己破産など信用情報に傷がなければ、たいていは発行可能です」(ハイジ博士さん)

 Oliveの銀行口座開設時には給与・年金を受け取るごとに200ポイントがもらえるなどの特典が選べるほか、年12回入金があれば年間2400ポイント獲得可。これは、低金利時代にうれしいポイ活だ。

 ただ、SBI証券や住友生命、SMBCモビットの利用など、ハードルの高いものもあるが、たとえばアプリログインで1%、選べる特典で1%など、身近なものをコツコツ積み重ねて還元率アップを狙おう。

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