親しくない人には、「交換条件」を提示
テーマパークに遊びに行く人も、つい頼まれがちだ。PR会社勤務の30代女性・Cさんは、東京ディズニーリゾートに行く機会が多いが、「お土産」を頼まれることは「しょっちゅう」だという。
「『ディズニーに行くんだ』とうっかり言うと、『この間買い忘れたから』『ずっと欲しくて』『再販されたと思うから』などと、職場の同僚や友人からいろんなグッズを頼まれます。お金は払ってくれるんだろうし、私もグッズは買うから、ついでといえばついでではありますが、荷物もかさばるし、複雑な気持ちになります」
関係性によっては「条件」を出すこともあるという。Cさんは、たいして親しくない人には、「交換条件」の提示をするという。
「ディズニー好きで、『この前、これ買ってきてもらったからいいよ』みたいな、持ちつ持たれつな関係で親しい人なら、無条件で頼み事を受けます。でもそれほど親しくもない人には、ただただ利用されるみたいな気持ちになるので、あくまでもやわらかく『今度何か買ってくれたらね?』と交換条件を提示するようにしています。『いいよ』と答える人もいれば、『それならいいや』と答える人もいて、ふるいにかけることができます」(Cさん)
交通費や手数料なしのお使いとして利用されてしまいかねない“頼まれ買い物”。独自の対策が欠かせないのかもしれない。(了)