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東京─新大阪を「こだま」で移動する人たち、時間より優先されるメリット 「グリーン車でも安いし空いてる」「約4時間、自分だけの時間を満喫」

新幹線で売られているカタイアイス

新幹線で売られているカタイアイス

 多少の制限はあるこだまの割引プランだが、のぞみの自由席よりも安い料金でグリーン車に乗ることができるのは、かなりメリットが大きい。仕事で東京─新大阪間を移動する機会が多いという、都内に住む自営業のAさん(40代女性)は、新大阪から帰京する際に「ぷらっとこだま」を利用している。

「単純にのぞみの自由席よりも1000円以上安い料金でグリーン車に乗れるというのは、かなりお得。もちろん乗車時間はかなり長くなりますが、それはそれで楽しめるものです」

 東京─新大阪間の所要時間は、のぞみなら約2時間半のところこだまだと約4時間弱で、乗車時間が1時間半も長くなる。

「サブスクで映画やドラマを観ていれば、4時間なんてあっという間。むしろ新幹線に乗っている間は映画やドラマを観るくらいしかやることがないので、作品に集中できていいですよ」(Aさん)

こだまに乗っている時間は「誰にも干渉されない時間」

 国内を一人旅するのが趣味だという、東京都在住の会社員のBさん(30代男性)は、こだまのグリーン車の“快適さ”を実感している。

「まず、のぞみに比べてこだまは空いている。特にグリーン車なら、2人席の隣に別の乗客が乗ってくることもあまりない。パーソナルスペースを広く保ちつつ、快適な時間を過ごせます」

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