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夏休みでも遠出しない「自宅・自宅周辺派」が約半数 猛暑と物価高直撃の中での過ごし方は「友人と家飲み」「かき氷や花火で夏らしいイベントに」

夏の風物詩「かき氷」

夏の風物詩「かき氷」

子供に思い出を作ってあげたいけど…

 メーカー勤務の40代男性・Bさんは小学3年生の子供がいるが、「お出かけ」には消極的だ。

「思い出を作ってあげたいと思う反面、うちは中学受験をするかもしれないので、これからの塾や進学でたくさんお金がかることを考えると、そのために貯めておきたい気持ちもある。夏の繁忙期の旅行なんて高嶺の花ですね」

 ただしBさんは、「遠出しなくてもイベントは楽しめる」という。

「無理に遠くに連れ出すことだけが“正解”でもないと思うし、かき氷作りや花火、スイカ割りなど夏らしいイベントをする予定です。あとは近所のプールやショッピングモールなど、車で出かけるつもりです」(Bさん)

「夜」「近場」「涼しい屋内」がお出かけの条件

「暑さ」を警戒して出かけない人もいる。商社勤務の30代男性・Cさんは、「わざわざ暑い中、体調が悪くなりに出かけたくない」と語る。

「今年も7月にして35度を超える日がある猛暑ですよ? 今から夏を乗り切れるか心配です。普段だって出歩くことが危険な暑さなのに、出かけて遊ぶなんて考えられません。そもそも休みは体調を整えるための休息日。あえて体調が悪くなるようなことはしないでいい。僕も今までは“休みならば出かけなくちゃ”といったノリがありましたが、それはおかしいとすら思うようになりました」

 基本的に家で過ごす予定だが、出かける場合は「夜」に行動するつもりだという。

「外出するにしても条件として、『夜』『近場』『涼しい屋内』。映画館やスーパー銭湯ぐらいがいいなと思っています」(Cさん)

 夏休みの過ごし方は人それぞれだが、猛暑となりそうなことだけは間違いなさそうな今年の夏。少なくとも体調には気をつけたい。(了)

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