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《賞金総額50億円超えも!》松山英樹が第1戦で優勝したプレーオフシリーズの賞金が超高額になる理由 最終戦優勝ならパリ五輪銅メダル報奨金の500倍を手に

BMW選手権優勝なら獲得賞金20億円超え

 8月23日(日本時間)に初日を迎える第2戦に松山が優勝すれば獲得賞金は1483万7611ドル(約21億9597万円)となり、2000ポイント加算されて5899ポイントとなり2位に浮上する可能性がある。前出・ゴルフ担当記者が続ける。

「最終戦は第2戦終了時のポイントランクに応じたハンデが与えられ、スタート時に1位は10アンダー、2位は8アンダー、3位は7アンダー、4位6アンダー、5位5アンダーといった具合にハンデがつく。最終戦に優勝すると年間王者となり、賞金2500万ドル(約37億円)と5年シードが与えられる」

 仮に松山が、ここから第2戦、最終戦と連続優勝すれば、今シーズンの獲得賞金は3983万7611ドル(約58億9597円)と、とてつもない金額になる。最終戦にポイントランク1位(第1戦終了時点で松山とは2633.895ポイント差)のスコッティ・シェフラーが10アンダーからスタートすることは確実で、松山がどこまでスコアを伸ばせるかの勝負になる。ツアー経験者はこう言う。

「昨年の松山はプレーオフシリーズ第1戦で16位となったが、第2戦を背中痛のため途中棄権。10年連続での最終戦出場を逃したが、最終戦には過去9回出場し、3度トップ10入りをしている。最高位は4位だが、今シーズンは上位での最終戦出場が確実で、アジア勢初の年間王者となる可能性もある」

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