【2】高めの料金設定になっていないか
サブスクは、料金を安くする代わりに多くの顧客に継続してもらうことで、企業側も安定収益が見込めるという薄利多売が基本。だが、新規参入組には儲けを急ぐ会社が多いのが実状だ。
「サブスクを提供する側は、サービス開始直後しばらくは赤字覚悟のはずですが、ベンチャー企業の場合、高コストでサービスを提供し、料金体系を複雑化するケースがよくあります。必ずしも良心的でない場合も多く、冷静に計算する必要があります。
特に月額以外にかかる送料や各種手数料など、すべてのコストを必ず確認し、提供されるサービスに対する価格が、納得できる料金かどうかを検討すべきです。
最近は大手企業の参入も増えていますが、体力のある大手が増えれば、サブスクの将来も明るいですね」
【3】最低利用期間を確認する
「得するというより損しないコツとしては、多忙で活用できない月や前回分が処理しきれていない月に、こまめに解約やスキップを行うやり方があります」
レンタル系のサブスクだと最低利用期間が1年単位と長いケースもあり、必ず契約前に最低利用期間を調べておくのも鉄則だ。
「最低利用期間がない、もしくは1か月と短い、または不要なときにスキップできるサービスのあるサブスクは、それだけ内容に自信があり、信用できます」
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