金子&宮崎夫妻の素顔に迫る「一問一答」
Q.お互いをどう呼び合っている?
宮崎「めぐ、とか、めえちゃん」
金子「けんちゃん、ですね」
Q.お子さんの教育に熱心なのは?
金子「指示出しは金子、現場は宮崎!授業参観なんかも宮崎が行ってくれます」
宮崎「ぼくの方が厳しくて、金子がフォローする感じ。彼女はいつも子供に甘いんですよね(笑い)」
金子「パパが来るとビシッとするね」
Q.相手といて楽しいのはどんなとき?
宮崎「食事のときとか?」
金子「話を聞いてもらっているときや、普段話しているときかな」
Q.亭主関白? かかあ天下?
宮崎「亭主関白!」
金子「一般的な亭主関白というより、家事をはじめ家の中のことは彼に任せているので、実権は彼にありますね」
Q.お互いの長所、短所は?
宮崎「陽気であっけらかんとしているけど、まじめすぎるところがあるかな」
金子「型破りで発想がぶっとんでいるけれど、それがいい。あとは人を信じすぎるところがある。だまされやすいというか」
宮崎「え~、それはだます方が悪いんじゃない?」
Q.忘れられない一言は?
宮崎「何といっても“あぁなんだ、そんなことか”ですね」
金子「知人たちに、何が起きても揺るがない安定感、安心感があり、信頼できる欠かせないアイテムだから“一家に一台、金子!”と言ってくれたこと。あとベタだけど、私が落選した後に“おれが絶対稼ぐから何も心配するな”とか“これからは人様のためだけじゃなくて、子供のため、自分のために楽しく生きていこう”と言ってくれたのもうれしかった」
【取材を終えて】
別れ際、金子さんに耳打ちされた宮崎さんが、車に置いてきた菓子折りを取りに行ってくれた。猛暑の中、大汗をかきながら紙袋を手に走って戻ってきた宮崎さんと、笑顔で出迎える金子さんを見て、「そりゃあ、別れないわ」と、さすがのオバも納得したのでした。
(前編から読む)
【プロフィール】
金子恵美(かねこ・めぐみ)/元衆議院議員・テレビコメンテーター。1978年、新潟県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、新潟放送勤務を経て、2003年にミス日本関東代表に選出。村長だった父の意志を継ぎ、2007年新潟市議会議員に。2012年には衆議院議員となり、2016年に総務大臣政務官に就任。現在は企業顧問とテレビコメンテーターなどで活動中。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ)/元衆議院議員・コンサルタント・実業家。1981年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、日本生命保険相互会社などを経て、2007年に就職支援事業会社を設立。2012年衆議院議員総選挙に当選し、2期務める。2016年辞職。現在8infinity(シンクタンク、経営コンサルティング業)代表として企業顧問などを務める。
野原広子(のはら・ひろこ)/フリーライター。1957年茨城県生まれ。“オバ記者”の愛称で親しまれ、体当たり取材が人気。『あさイチ』(NHK)などテレビ番組にも出演。主な著書に『で、やせたの?まんがでもわかる人生ダイエット図鑑』など。本誌・女性セブンで『いつも心にさざ波を!』を連載中。
撮影/政川慎治
※女性セブン2024年9月19日号