無印に乗り換えてデパコス代金が浮いた
また、高価格帯のブランドスキンケアを愛用していたユーザーのなかには、リニューアルを機に無印良品のスキンケアに乗り換えたという人もいる。
大学生の頃からデパコス(デパートなどで対面販売される化粧品)愛好家だったという女性・Bさん(32歳・マスコミ系勤務)は、スキンケアを無印良品のものに変えたことで、「月の美容代が数万円浮いた」と話す。
「それまでデパコス至上主義者だったので、基礎化粧品をすべて百貨店の1階で揃えていました。化粧水、美容液、乳液、クリーム、目元用クリームなど、消費していくので毎月なんだかんだ3万~4万円くらいはかかっていたと思います。一つのブランドだけではなく、浮気して色々なブランドの商品を試していたので……。となるとやはり、月々の支出がばかになりませんでした。
私が思い切って無印に切り替えたきっかけは、化粧品開発に携わっている人気インフルエンサーさんや、美容系YouTuberがこぞってオススメしていたからです。化粧品への支出も減らせると思い、まず試したのはSNSで大バズりして欠品が続いていた、2023年9月発売の『発酵導入美容液』。
米ぬか発酵エキスをたっぷり使っている導入美容液ということで、半信半疑で使用しましたが、『プチプラでこんなに良いの?』と驚愕でした。無印良品に変えても肌の調子が悪くなることもなく、賢い選択だったなと思っています。そこから、色々な商品を試して、今では無印のシリーズをライン使いしています」(Bさん)
最近、Bさんが特に気に入っているのはクレンジングを使わずに落とすことができる、乳液タイプの日焼け止めだという。
「現在のお気に入りは、石鹸でオフできる『薬用ブライトニングUV乳液』。たっぷりのセラミドとビタミンC誘導体が入っていて、使用感もよく家族全員で愛用中です。贅沢な有効成分がたっぷり配合されているのに、こんな低価格で良いのかと、心配になりますね(笑)。家族で使える商品で、子どもたちにもおすすめだと思います」(同前)