家計

全国的な米不足のなか「パックごはん」の値上げも相次ぐ 価格面で存在感を増すプライベートブランド商品

報道によって慌てて買いに走る人も少なくなかったようだ

報道によって慌てて買いに走る人も少なくなかったようだ

 パックごはんにもさまざまな種類があり、使用している米の種類によっても価格が異なる。当然ながら、味にも違いがある。

「たしかに、PBよりもメーカー品のパックごはんのほうがおいしいかもしれないけど、僕はあまりそこにこだわりがないというか……。ごはんそのもののおいしさにこだわる人は、そもそも炊飯器でちゃんと炊くんじゃないですかね?

 1食あたりの値段を安くするなら、長い目でみたらたぶん自分で炊飯するほうがいいはずですよね。でもそれはそれで面倒だし、買ったほうがラク。そのうえで、なるべく安さを求めたいというスタンスです」(Aさん)

メーカー品とPBでは55円の価格差

 では、実際にPBのパックごはんはどれくらいの価格で販売されているのだろうか。東京都世田谷区内のスーパーマーケットで実売価格を調査した。

・スーパーマーケットA店
PB商品(岡山県産コシヒカリ180g)→1食138円
・スーパーマーケットB店
PB商品(国産米使用200g・5個入り)→517円(1食あたり103円)
・スーパーマーケットC店
PB商品(会津産コシヒカリ使用200g)→106円

 調査を行ったのは9月上旬。パックごはんは品薄状態となっており、特にメーカー品については品切れの商品も多かったが、PB商品は在庫が残っている商品もあった。ちなみに、スーパーマーケットA店での『サトウのごはん』新潟県産コシヒカリ200g・3食入りの販売価格は、484円(1食あたり161円)だった。最も安かったC店のPBパックごはんと比較すると、1食あたり55円の差だ。この価格差は決して小さいものではないだろう。

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