自身が「ポルシェ」を4台保有する理由
他にはもちろん本業の国内海外不動産、ゴールド、ベンチャー企業への投資、そして自身が創業した企業への投資の他、高級車に投資しています。具体的には「ポルシェ」です。
高級車と言えばフェラーリやランボルギーニ、マセラティ、アストンマーチン、ベントレーなどいろいろありますが、私の場合はポルシェ一択で今のところ4台保有しています。
理由は「好きだから」。何と言っても何十年も変わらぬ独特のスタイルや「走る、曲がる、止まる」といった基本性能にとことんこだわる哲学が好きなのです。
アタマで、理屈で考えて、好きでもないのに「上がりそうなものに投資する」といったやり方は、私はあまり好みません。自分が好きで、利用することもでき、かつ資産保全もできるといった投資を心がけています。
本来的な投資というのは「応援・支援」といった側面があるはずです。例えば株式投資でも、その企業を応援したいから投資する方が楽しいですし、お金を払って財やサービスを買う場合でも、そこには、その企業を応援するといった側面があるはずです。
※長嶋修・著『グレートリセット後の世界をどう生きるか』(小学館新書)より、一部抜粋して再構成
【プロフィール】
長嶋修(ながしま・おさむ)/1967年東京都生まれ。不動産コンサルタント。さくら事務所会長。NPO法人日本ホームインスペクターズ協会初代理事長。国交省・経産省の様々な委員を歴任。YouTubeチャンネル『長嶋修の日本と世界の未来を読む』では不動産だけではなく、国内外の政治、経済、金融、歴史などについても解説。広範な知識と深い洞察に基づいた的確な見立てが注目を集めている。マスコミ掲載やテレビ出演、講演等実績多数。著作に『不動産格差』(日経新聞出版)、『バブル再び~日経平均株価が4万円を超える日』(小学館新書)など。最新刊は『グレートリセット後の世界をどう生きるか~激変する金融、不動産市場』(小学館新書)。