スーパーはいつでも「安売り」しているイメージだが、実は2月3月こそが「一年のなかでも最も買い物に適した時期」だとショッピングアドバイザーの今野保さんは言う。
「大手スーパーの決算は2月末が多いので、2月は値下げして売り上げを伸ばそうとする傾向が強いです。さらに3月になると企業は新年度のスタートに合わせて、お客さんを引きつけようと集客性の高い商品を並べてくる。つまり、2月後半から、3月は一年のなかでも“出血大サービス”の時期なんです」
とはいえ、ここでも注意点がある。
「2月は28日までしかないので、他の月より2~3日、短い。2月末は主婦にとっては懐に余裕のある期間ですが、だからといって余計なモノやお買い得でない商品に手を出さないことが大切です」(今野さん)
では何を買ったらいいのだろう。まず見逃せないのは、冬の季節モノ商品だ。
「店としては売り残したくないので、大幅に値下げをしてきます。鍋つゆ、もち、おでんの具などは、格段に安くなりますね」(今野さん)