勇退報道直後に岡田グッズが売り切れ
昨年はチームを38年ぶりの日本一に導き、甲子園球場前にある公式ショップ「ALPS」などでは岡田監督グッズが大人気だった。その店内をのぞくと、岡田グッズは見事に消えていた。岡田監督のレプリカユニフォームが置かれていた場所には、背番号なしのビジターユニフォームが置かれている。撤去されたのだろうか。店員に聞くとこう応じた。
「撤去ではなく売り切れです。そもそも岡田監督のレプリカユニフォームはほとんど在庫がなく、XOやSSのサイズしか残っていませんでした。それらも、勇退報道が出た直後に売り切れてしまった。他のグッズも同様です」
阪神ファンの「岡田ロス」が最後の特需を生んだということなのか。たしかにプリントフェイスタオルをはじめ、キーホルダー、ネームプレート、クリアファイルなども、岡田監督のところには「こちらの商品はただいま売り切れとなっております」と掲示されている。何十種類もあるグッズのなかで売れ残っていたのはビクトリーライト(3000円)とブラックパーカーベア(2000円)だけだった。
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