古江彩佳(24)、西郷真央(22)、稲見萌寧(25)、渋野日向子(25)ら日本勢9人が主戦場としている米国女子ツアー(LPGA)。12月の最終予選会(Qシリーズ)へ2年連続年間女王の山下美夢有(23)と年間ポイントレースでトップを走る竹田麗央(21)の2人が受験を表明したことで、すでに挑戦を決めている原英莉花(25)、神谷そら(21)、“岩井ツインズ”の岩井明愛(22)と岩井千怜(22)と合わせ、来シーズンの日本勢は最大15人となる。なぜ有望な若手女子ゴルファーたちが、続々と米国に主戦場を求めるのか。
近年、日本ツアーでトップクラスの活躍を見せた選手が米国ツアーに挑戦していく流れが鮮明になっている。ツアー関係者はこう言う。
「いつかは世界最高峰のステージでというのはアスリートの夢でしょうが、これだけ賞金額が違うとチャンスがあれば挑戦しますよ」(ツアー関係者)
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