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【ドル円週間見通し】ドル上昇は一服か 日本政府の介入動向にも注意

・11月18日-22日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(日)10月貿易収支 20日(水)午前8時50分発表予定
・予想は-3919億円
 参考となる10月上中旬分の貿易収支は-3927億円で赤字幅は前年同期比-57.6%だった。昨年10月の貿易収支は最終的に-7029億円となっており、今年10月の貿易赤字額は前年比で半減する可能性がある。

○(日)10月全国CPIコア指数 22日(金)午前8時30分発表予定
・予想は、前年比+2.2%
 参考となる9月実績は前年同月比+2.4%。政府の電気・ガス価格の抑制策の影響でエネルギー価格の上昇幅が縮小したことが要因。10月については上昇率の鈍化につながる項目が少ないとみられ、上昇率は9月実績を上回る可能性がある。

○(欧)11月ユーロ圏製造業PMI 22日(金)午後6時発表予定
・予想は46.0
 参考となる10月実績は46.0で9月実績を上回った。10月の新規受注指数は9月の42.2から44.2に上昇。11月については若干の改善が期待されるが、節目の50を数ポイント程度下回る見込み。

○(米)11月サービス業PMI 22日(金)午後11時45分発表予定
・9月実績は55.0
 参考となる9月実績は55.0。民間サービス業活動は好調さを維持している。11月については、改善は期待できないものの、人の移動は活発であり、10月実績に近い水準となる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・18日(月):(日)9月コア機械受注
・19日(火):(米)10月住宅着工件数
・20日(水):(英)10月消費者物価指数
・21日(木):(米)10月中古住宅販売件数
・22日(金):(欧)11月ユーロ圏総合PMI、(米)11月製造業PMI

【予想レンジ】
・154円00銭-158円00銭

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