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「えっ、ウソだ、ウソだ」鈴木紗理奈も被害に遭った“騙され不倫”、独身を装った既婚者と交際してしまった婚活男女たちの衝撃 嘘はどう発覚するのか

マッチングアプリで相手の嘘を見抜くのは難しい(写真:イメージマート)

マッチングアプリで相手の嘘を見抜くのは難しい(写真:イメージマート)

「将来のことを真剣に考えてる」と言われたのに…

 大手化粧品メーカーで働く女性・Bさん(35歳)は、マッチングアプリで知り合った男性が、子持ちの既婚者だったことを、約半年間知らないまま過ごした経験があるという。

「マチアプで知り合った年上の男性が既婚者でした。当時、私が33歳、相手が37歳で、見た目もタイプだし、アプリのステータスも『独身』になっていたので、まったく疑うこともなくメッセージをやり取りしましたね。そのあと何度か電話をして、恵比寿で初デートをしました。

 某大手企業で働いていると言っていて、名刺も見せてくれたし、Facebookも見せてくれたので、身分を偽っているとは思いもよらず……。実際、既婚者であること以外は嘘はついていなかったようです。仕事帰りに夜デートして、2回ほど旅行にも行きました。その時も『自分は将来のことを真剣に考えてる』とか『俺の両親が君に会いたいって言ってるよ』などと言われました。

 既婚者であることが判明したのは、付き合って5ヶ月目くらいのある時。いつもはLINEでメッセージを送っているのですが、既読スルーのまま返事がなかったから電話をかけたんです。そしたら彼の奥さんを名乗る女性が電話に出て、いきなり『金輪際、夫と連絡を取り合うな』と捲し立てられて……。そのまま電話が切れて、関係が一瞬で終わったという感じです」(Bさん)

 ショックから職場や高校時代の友人に、この件について相談したというBさん。ところが、逆に友人らの反応に驚かされることになる。

「びっくりしたは、友人たちもマッチングアプリで『独身詐欺』を体験したり、知人に同様の被害に遭った人がいたなんて話していたことでした。そもそもマッチングアプリには規約として『交際相手がいない』『独身の方』などの規定がある。金銭的な詐欺ではなくとも、『独身』と偽って遊びたいだけのユーザーに翻弄されたことは許せません。相手の奥さんが怒るべきは私ではなくて、旦那でしょう」(同前)

 SNS時代になってマッチングアプリも普及し、手軽に交際相手を探せるようになった反面、互いのことをよく知らないまま交際に発展するケースもあり、短時間で相手の偽りを見抜くのは難しい。結婚を見据えた大切な時間を独身と偽る相手に捧げてしまい、思わぬかたちで“騙され不倫”に関与してしまう人たちが少なくないようだ。

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