九州は米200キロ、宮崎牛1頭、野菜・果物1トン…
年の瀬の九州場所では「福岡県知事賞」として、福岡県ブランド農産物1年分(米「元気つくし」200キロ、あまおう30パック、福岡有明のり360枚、はかた地鶏40キロ)。これに加えて「福岡市長賞」として明太子1年分、「八女茶振興会賞」として八女茶1年分が副賞として贈られる。
他にも「大分県椎茸農協賞」の乾椎茸1年分、「宮崎県知事賞」の宮崎牛1頭分、みやざき旬の野菜・果物1トンがあり、これらは東京での本場所でも副賞として贈呈されている。東京場所を含めた年6場所すべてで贈られるものには「アラブ首長国連邦友好杯」の副賞のガソリン1年分、「メキシコ合衆国友好楯」のコロナ・エキストラビール1年分などがある。ガソリンや米などは価格が高騰しているため、優勝力士が所属する部屋の運営を潤すことにもつながる。
自治体のアピールのために特産品の副賞が授与される地方場所。どこで優勝するかによって、手にする品目が大きく変わってくるわけだ。