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《パチンコ人気復活に期待高まる》ハイスペックなラッキートリガー搭載機が続々登場、往年の“MAXタイプ”を凌駕する一撃性を検証

2025年2月にホール導入予定『e蒼天の拳 羅龍』基本スペック(公式ホームページより)

2025年2月にホール導入予定『e蒼天の拳 羅龍』基本スペック(公式ホームページより)

ラッキートリガー搭載機とかつてのMAXタイプの比較

 ここで、注目のラッキートリガー搭載機とかつてのMAXタイプのスペックを簡単に比較してみる。今回は、2025年2月にホール導入予定の『e蒼天の拳 羅龍』と、“最後のMAXタイプ”と言われた『CR牙狼魔戒ノ花XX-XX』(2015年)のスペックを比較する。

●e蒼天の拳 羅龍
初当たり確率:1/399.1(図柄揃い確率)
RUSH(ラッキートリガー)突入率:51.0%
RUSH継続率:約80%
RUSH中の大当り出玉:2400個

●CR牙狼魔戒ノ花XX-XX
初当たり確率:1/399.6
RUSH(確変)突入率:53%
RUSH継続率:約77%
RUSH中の大当り出玉:2010個

 初当たり確率はいずれも1/399程度、そのおよそ半分がRUSHに突入するという点はほぼ同じだが、RUSH中の出玉性能については、『e蒼天の拳 羅龍』は2400個が80%で継続、『CR牙狼魔戒ノ花XX-XX』は2010個が77%で継続となっている。『e蒼天の拳 羅龍』のほうが1回の大当たりでの獲得出玉と継続率の両方で上回っていることがわかる。

「ラッキートリガー搭載機とかつてのMAXタイプとでは、RUSH以外の部分での出玉性能に違いもあります。そういった部分を加味すると、必ずしもラッキートリガー搭載機のほうが上というわけではありません。しかし、“2400個の出玉が80%で継続”という、ラッキートリガー搭載機のRUSH性能は、かなりインパクトがあります。MAXタイプがNGになったころから、パチンコの出玉性能は規制される方向性に進んでいたはずなんですが、現在のラッキートリガー搭載機のスペックを見ると実質的に2010年代の出玉性能に戻りつつあると言えるでしょう」(藤井氏・以下「」内同)

 現在のパチンコ機には「コンプリート機能」という“打ち止め”機能の搭載が義務化されている。1日の差玉が9万5000個に達したところで、強制的に遊技が終了するという機能だ。かつてのMAXタイプにはコンプリート機能が搭載されておらず、RUSHが続く限り、どこまでも出玉を獲得できたが、現在のラッキートリガー搭載機では差玉で9万5000個を超える出玉を獲得することはできない。この点が、ラッキートリガー搭載機とかつてのMAXタイプとの大きな違いであることも付け加えておく。

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