閉じる ×
マネー
働きながら年金を「満額」もらう

【在職老齢年金改正後をシミュレーション】働くほどに年金が増える「二重の増額効果」 生涯で770万円も差がつく、改正後の“新しいシニア世代の働き方”

注意すべき「給料のもらい方」

 ただし、北村氏は「給料のもらい方」に注意する必要があるという。

「企業によっては雇用延長後もそれなりの給料で働く人には現役時代とは報酬体系を変え、月給を低く抑えてボーナスでまとめて払うというケースが増えています。そうすれば社員の保険料が低くなり、会社の負担分も減るからです。

 社員にすれば、給料から天引きされる社会保険料が減って得するように見えますが、それだと在職定時改定で年金があまり増えない。病気やケガなど、もしもの時の傷病手当金の金額も月給で決まるから安くなる。給料の支払い調整はお勧めできません」

※週刊ポスト2024年12月20日号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。