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投資

【ドル円週間見通し】ドルは底堅い値動きか、日米中銀の政策決定後はドル高となる可能性も

今週のドル円注目ポイントは?

今週のドル円注目ポイントは?

 投資情報会社・フィスコが12月16日~12月20日のドル円相場の見通しを解説する。

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 今週のドル円は底堅い値動きか。米連邦公開市場委員会(FOMC)は追加利下げ、日本銀行金融政策決定会合は追加利上げの可能性があり、ドル売り・円買いが先行か。ただ、その後はドルに買戻しが予想される。米連邦準備制度理事会(FRB)は12月17-18日開催のFOMCで0.25ptの追加利下げに踏み切る方針。同時に発表される当局者の金利見通しから、緩和ペースは緩やかになるとの思惑からドル買い地合いに振れやすい。

 11日に発表された米消費者物価指数(CPI)は前年比+2.7%、12日の生産者物価指数(PPI)は同+3.0%と、いずれも伸びが前回を上回った。足元のインフレ再加速で来年1月の次回会合で利上げ一服の可能性が浮上しそうだ。一方、日銀は18-19日開催の金融政策決定会合で、0.25ptの追加利上げに期待が根強い。仮に来年1月に見送られる場合は、円売り地合いとなる。

 20日発表の日本のCPIコア指数が注目材料となり、想定外に強い内容になれば、日銀の金融正常化をにらみ円買い圧力は続くだろう。ただ、ドル先高観からドル買いは継続し、ドル円は引き続き下げづらい。

【FOMC】(17-18日開催予定)
 FRBは17-18日のFOMCで0.25ptの利下げを決定する公算。ただ、足元のインフレ再加速で来年1月以降の利上げ休止の思惑が広がればドル買い要因に。

【日本銀行金融政策決定会合】(12月18-19日)
 日銀は18-19日開催の金融政策決定会合で、0.25ptの追加利上げに踏み切るか注目される。引き締め見送りの際は円売りに振れ、ドルの押し上げ要因となる。

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