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住まい・不動産

介護に備えた自宅リフォームは段階的に行うのが鉄則 まずは「最低限の段差解消」「手すり」「照明」の3か所を考えるだけで十分

無駄になりやすいリフォーム5

無駄になりやすいリフォーム5

 照明も設置する場所が重要になる。

「高齢になり白内障などの手術を受けた後に、LEDの明るい光源を眩しいと感じて電気を点けなくなる人もいます。そうすると家が暗くなり、転倒のリスクが高まります。足元をしっかりと照らす人感センサーのライトを設置するといいでしょう」(尾間氏)

 段差解消のリフォームは1階を中心に行なうことを意識する。

「高齢になると2階に上がる機会が減りがちです。実際の介護は思ったより進行が早く進みます。入浴サービスなどの介護サービスに加えて、玄関に設置するリフトや歩行器などをレンタルするなど、その都度柔軟に対応することも視野に入れましょう」

 リフォームは100点満点を目指さないことが大切だ。

※週刊ポスト2025年1月3・10日号

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