背番号順の陳列で「2 梅野」の次が「5 近本」に
ショップ店頭を確認すると、店の入り口の上の看板には岡田彰布前監督の姿が残ったままで、店内の商品もシーズンオフということで品数も少ない。球団創設90周年の節目にホーム・ビジターともにユニフォームデザインを一新したため、レプリカユニフォームも店内には置かれていない。それでもランニング商品や選手の応援タオルなどは並んでいる。
ファンに人気の「大漁旗風選手フェイスタオル」(2000円)は近本光司や佐藤輝明ら主力選手の商品は揃っているものの、大山の商品は見当たらない。背番号順に陳列されているが、「2 梅野(隆太郎)」の次は「5 近本」で、背番号3の大山が飛ばされている。
「応援ジャガードマフラータオル」(1980円)、「クリアファイル平服レトロ」(880円)、「シートステッカー」(990円)なども大山の商品はない。「ぷっくりファブリックスローガン」(2500円)は大山の見本は飾られているが、販売の棚には並んでいない。
グッズ売り場の担当者に聞くと、「大山選手は売れ筋なので完売しているようです。補充しない理由ですか? ちょっとわからないですね」との答えが返ってきた。グッズの製造会社関係者が明かす。
「大山選手が移籍すると思ったファンが駆け込みで購入したこともあるでしょうし、製造側としては当然、移籍する選手の商品を在庫にしたくない。製造のタイミングがずれたことで欠品になっている可能性はあるでしょう。関係者の間では巨人への移籍が確実だと言われていましたからね」