リフォームのポイント
自宅に住み続けるなら、バリアフリーのリフォームが選択肢に入る。
「元気なうちからあれもこれもと自宅をリフォームすると、いざ介護が必要になった時に邪魔になったり、生活するうえで全く使わない部屋まで改装して無駄になるケースが多々見られます。実際に生活上でヒヤリとしたり、危険を感じたりする箇所が出てきた段階で必要に応じてリフォームを重ねることが望ましい。
経験者に聞くと玄関や各部屋、浴室の段差の解消、二重サッシによる断熱化、階段の手すり設置は満足度が高いようです」
要支援や要介護の認定を受けていれば、介護保険や自治体から補助が出るケースも多い。
「一気に完成形を目指すのではなく、年齢や身体の状態に合わせてリフォームを重ねていくことを意識しましょう」
※週刊ポスト2025年1月31日号