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住まい・不動産

【自宅か施設か】“終の棲家”を決める「70歳からのシミュレーション」 5年後の自分を想像して不安を感じたら施設入居を真剣に検討するタイミング

リフォームのポイント

 自宅に住み続けるなら、バリアフリーのリフォームが選択肢に入る。

「元気なうちからあれもこれもと自宅をリフォームすると、いざ介護が必要になった時に邪魔になったり、生活するうえで全く使わない部屋まで改装して無駄になるケースが多々見られます。実際に生活上でヒヤリとしたり、危険を感じたりする箇所が出てきた段階で必要に応じてリフォームを重ねることが望ましい。

 経験者に聞くと玄関や各部屋、浴室の段差の解消、二重サッシによる断熱化、階段の手すり設置は満足度が高いようです」

 要支援や要介護の認定を受けていれば、介護保険や自治体から補助が出るケースも多い。

「一気に完成形を目指すのではなく、年齢や身体の状態に合わせてリフォームを重ねていくことを意識しましょう」

※週刊ポスト2025年1月31日号

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