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「思い出づくりが一変、最悪の日に…」“制服ディズニー”で痴漢に遭った女性たちの証言 「通勤ラッシュ時やかわいい制服は危ない」、普段は制服を着ない人ほど警戒薄く狙われやすいのか

東京ディズニーリゾートの最寄り駅・舞浜(写真:イメージマート)

東京ディズニーリゾートの最寄り駅・舞浜(写真:イメージマート)

かわいい制服は狙われる

 私立大学に通う女性・Bさん(20歳/東京都在住)も被害者の1人。Bさんは「制服を着ていたら、大学生でも狙われる」と語る。

「私が『制服ディズニーをやったことがない』というと、同級生たちが、大学入学後すぐのゴールデンウィークに、“制服ディズニー”を企画してくれたんです。でも、自分が通っていた高校の制服はダサくて好きじゃなかったので、制服がかわいいと評判の高校に通っていた友人に借りました。どうせなら可愛いほうがテンション上がるじゃないですか。

 そうしたら、行きの電車で痴漢に遭いました。友人曰く、『制服が可愛いから、痴漢はよくある話』とのこと。マジか、と思いました。普段の通学はどうしていたのか友人に聞けば、『電車がまだ空いている早朝の時間に通うとか、座席を確保するためにわざわざ始発の駅まで戻る子もいた』と言っていました」(Bさん)

痴漢を避ける対策はあるのか

 関東の国立大学に通う女性・Cさん(21歳/神奈川県在住)は、「大学に入学して私服生活になったら、通勤ラッシュの時間帯でも、途端に痴漢に遭わなくなりました」という。

「本当に制服は狙われる。私は高校時代、痴漢が多くて有名な路線を利用していたのですが、経験上、痴漢に遭いやすいのは制服姿で1人、満員電車に乗っている時。集団だったり、車内が空いていたりすればまだ遭いにくいです。実際に痴漢に遭うと、恐怖で声も出ないし、気持ち悪いし、メンタル的にも落ち込みます」(Cさん)

 また“制服ディズニー”についてCさんは、「混雑を避けたり、現地に近い駅で着替えたりと工夫すれば、ある程度は避けられるかなと思います」と注意を促す一方で、「とはいえ、自己防衛が必要とされること自体がおかしい。痴漢は犯罪行為であり、被害に遭った人の生活や精神に深い傷を残すことも周知されるべき」と語った。

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