注意報レベルの大雪の中へ「シンクロウェザー」を装着して向かった
ダンロップの直営ショップ「タイヤセレクト中野哲学堂」の正確で迅速な作業によって装着を完了
三国峠を越えると除雪車が至る所でフル稼働し、交通の流れを確保していた
「シンクロウェザー」はM+S(右)、スノーフレークマーク(中央)の他に凍結路にも対応した証「アイスグリップシンボル(左)」も取得
都内の一般路では「よくできたコンフォートタイヤ」という走りを披露。凸凹に対するあたりはソフトだがレスポンスも良好
高速道路などの橋梁部にある繋ぎ目を通過しても当たりがソフトでスムーズに走り抜ける
関越道にはすでにノーマルタイヤ禁止の表示。この数日後に「顕著な大雪に関する情報」が出て関越トンネルも通行止めとなった。
快適な高速走行を終え、月夜野インターで国道17号線へ。路肩には雪が見られるようになってきたが路面はドライ状態
国道17号線の猿ヶ京温泉を過ぎると路面はシャーベット状へと変化
シャーベット路面からすぐにカリカリとした凍結路へ。上りでもコーナーでも、そしてブレーキングでも懸念していたような滑りなどはほとんど感じることなく快適に峠越え
除雪はされているが薄く積もった雪の下はツルツルとした氷盤ではないものの凍結状態。凸凹していることもあり路面への食いつきもよく、スリップ感はほとんどない
登坂車線で道を譲ってくれた大型バスの慎重に追い越す。急激なアクセル操作は禁物だが、上りでも確実に圧雪路を捉えて追い越していく
国道17号線の新三国トンネルを抜けると新潟県に入る。除雪されたフラットな圧雪路で不安のないドライブ。下りでもステアリッグもブレーキもしっかりと効いてくれる
しっかりと圧雪路を捕まえながら確実にトラクションを路面に伝えている
10cmほどの深雪でも、躊躇なく走れる。ただあまり無理をするとお腹を擦ったり、亀の子になってスタックする可能性もあるので、注意が必要
雪はますます激しくなり、ホワイトアウト寸前の状態。速度を落とし、慎重に湯沢温泉へと下る。シンクロウェザーの走りは安定している
湯沢温泉の市街は融雪パイプのお陰でシャーベット路面になっている。歩行者に雪を跳ね飛ばさないように速度を落とすのが常識
目的地の塩沢宿手前の町道。圧雪路も少し緩み、ほとんどスタッドレスのような食いつきで走行できる
シンクロウェザーのトレッドパタンがしっかりと雪面に食い込んでいることが分かる
凍結路、そしてチェーン規制に対応するために準備した「ISSEスノーソックス・スーパーtypeII」だったが、結果的に出番はなかった
性能と耐久性をさらに向上させた「スノーソックス」のグリップ力などをチェック。相変わらずの装着の楽さと静粛性の高さは魅力的。改めて詳細なパフォーマンスチェックを行いたい
無事に塩沢宿に到着。オールシーズンタイヤで“本格的な雪道へ”という試乗プランだったが「シンクロウェザー」は十分に役目を果たした