閉じる ×
投資

株主優待「3月権利確定銘柄」をいつ、どう選ぶか? 約250銘柄保有の“優待弁護士”澤井康生氏が教える「割安なタイミング」で買うコツ

3月と9月の年2回権利確定の優待銘柄は売られにくい

 澤井氏は3月権利確定の優待銘柄の特徴について、こう語る。

「3月と9月の年2回、権利が確定する優待銘柄も多く、こうした銘柄は基本的に株主優待狙いの個人投資家から売られにくい傾向があります。半年ごとに権利確定の基準日が到来するので、売るタイミングがないという事情もあります。世界的な経済・金融ショックなどが起これば話は別ですが、株価が下落しにくいわけです。対して3月の年1回だけの権利確定の銘柄は、権利付き最終日を過ぎた後は売られやすい傾向があります」

 もっとも、株主優待は企業が自由に設定でき、いつ廃止や内容変更されるかはわからない。優待の廃止や改悪が発表されると、失望売りで株価が大きく下落することもあるので注意したい。優待内容だけでなく、業績や成長性、企業を取り巻く環境などもチェックしておこう。

 10年にわたる優待銘柄の投資で成果を出してきた澤井氏が、直近で注目している銘柄は何か。別記事『《1年間何度でも20%割引のお得な外食の優待銘柄も》“優待弁護士”澤井康生氏が注目する「3月権利確定」の株主優待銘柄10選』では、テーマや特徴、最新の傾向について10銘柄を厳選して解説している。

【プロフィール】
澤井康生(さわい・やすお)/秋法律事務所弁護士。1971年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。警察官僚、警視庁刑事として事件現場の捜査も経験。警察庁退官後、2003年に旧司法試験に合格。弁護士として活動しながら早稲田大学大学院でファイナンスMBAを取得。企業法務、一般民事事件、家事事件、刑事事件など幅広く手がけるとともに、東京簡易裁判所の非常勤裁判官を歴任。企業不祥事が起きた場合の第三者委員会の経験も豊富。現在、早稲田大学法学研究科博士後期課程在学中(刑事法専攻)。刑事法に詳しい弁護士としてテレビや新聞にも多数出演。個人投資家として株主優待ライフを楽しむ「優待弁護士」としてメディア出演も多い。

取材・文/上田千春

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。