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日銀が“地ならし”を進める「追加利上げ」に要警戒 日米のネガティブ要因が重なれば昨夏の4000円超を上回る「日経平均大暴落」の悪夢も

「経済状況は昨年の暴落前より悪化している」

 暴落が起きた昨夏と現在を比べてみよう。日経平均は昨年7月に史上最高値(4万2224円)を記録したあと調整局面に入り、同月末の日銀の利上げ以降3万8000円を挟む展開から一気に下げた。現在の株価水準と似通っているように見えるが、「問題は現在の経済状況が昨年の暴落前よりも悪化していることだ」と真壁氏は指摘する。

「米国経済に変調が見られるうえに、インフレを加速させる関税まで持ち出されて、これほどネガティブな条件が重なることはそうそうない。薄氷を踏むような危うさがあります」

 米国発の危機がいまだ回復途上にある日本を襲えば、その影響は計り知れない。経済ジャーナリスト・須田慎一郎氏が指摘する。

「来年度予算において積極財政に打って出る意欲が見受けられなければ、海外投資家の日本政府に対する失望感が高まる。それがベースにあるなかで米国株の下落が引き金となれば、昨年の大暴落を超える危機的状況まで想定されます」

 関連記事《【米国発大暴落に備える】「日経平均3万円割れ」の予測も 暴落相場に負けない急反発期待の注目銘柄10選、リート活用の「インカム投資」も狙い目》では、米国経済の異変について詳細解説するとともに、「暴落時にも強い銘柄」を厳選公開している。

※週刊ポスト2025年3月14日号

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