リアルな節約技を大紹介
読者アンケートでは「年金以外の収入がない」人が約33%。物価上昇で、先行き不安ないま「節約は当然」という意見が大多数。なかでも、無駄を減らせた節約の実例を紹介する。
・初期投資が必要だが長期的な節約に!
「太陽光発電機と節水シャワーヘッドを購入。軽自動車に乗り換え、燃費を意識して運転しています」(65才・会社員)
・無駄を見直してやめる&手放す!
「新聞購読、BS視聴契約、クリーニング、外食、本や雑誌の購入(図書館を活用)、お酒などの嗜好品、タクシーの利用、自家用車の維持をやめました」(70才・主婦)
・通信費は格安SIMで大幅減!
「スマホを格安SIMに乗り換えたら月5500円も節約に」(64才・主婦)
・身の回りの「無料」を最大限に活用する
「天然水を無料で汲める公共施設を活用し、花壇の水やりはためた雨水で。家庭菜園で野菜を賄い、肥料は生ゴミを活用しています。運動は散歩とラジオ体操で充分!」(68才・主婦)
【プロフィール】
畠中雅子/「高齢期のお金を考える会」主宰。1992年よりファイナンシャルプランナーとして活動。新聞や雑誌記事の執筆のほか、講演や相談業務を行う。『定年後に泣かないために、今から家計と暮らしを見直すコツってありますか?』(大和書房)、『70歳からの人生を豊かにする お金の新常識』(高橋書店)など、著書多数。
取材・文/上村久留美
※女性セブン2025年3月13日号