また、竹清五段は囲碁のような勝負事と資産運用のリスク管理には大きな違いがあると言う。
「勝負事は勝者が総取り、敗者には何も残りません。囲碁で勝利を得るためにはリスクを恐れず最善・最強を追求する必要がありますが、投資においては安全・確実に勝ち続けることをモットーです。勝負事とは反対に資産運用は小さな利益であってもプラスを積み上げていく事が出来ます」
そんな竹清五段は現在、どんな銘柄に注目しているのか。関連記事『【竹清勇五段が厳選した4銘柄】現役プロ囲碁棋士の億り人が注目する「2025年に上昇期待のバリュー株」 大きな変化が起きているホテル業界に狙いを定める』で具体的に紹介している。
【プロフィール】
竹清勇/昭和54年7月26日生まれ。神奈川県出身。プロ棋士(五段)。日本棋院東京本院所属。岩田一九段門下。囲碁指導にも定評があり有名囲碁雑誌や大手通信教育講座でも講師を務める。囲碁棋士として現役で活躍するかたわら、2009年に投資知識ゼロの状態からプロのファンドマネージャーの投資指南を受け、2010年より300万円を元手に国内株式の運用を開始。著名個人投資家との勉強会や囲碁で培った分析力などを武器に2016年には1億円超の資産を築く。現在も個人投資家とプロ棋士活動を両立中。著書に『読まなくても碁に勝つ法』『アマが使える衝撃の新戦法! 囲碁AI「Zen」の布石構想』など。