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投資

【アルトナー、サーキュレーション、メディア総研】「働き方」の変化に対応する人材業界の注目企業 好業績に比して割安感、今後の株価上昇に期待も高まる

アルトナー(2163)

 同社は、技術者派遣に特化した企業で、特に機械、電気・電子、ソフトウエア分野のエンジニア派遣が主力、自動車などの製造業向けに高スキル人材を提供し、大手メーカーとの取引実績が豊富である。また、技術者育成にも力を入れている。

 3月14日に2025年1月期本決算を発表し、前年対比で売上高+10%、営業利益+18.9%、経常利益+18.9%、純利益+19.9%という成長を遂げ、売上、利益、ともに過去最高業績となっている。また、新年度の予想もさらに増収増益で最高業績を更新する予想となっている。

 決算発表と同時に2030年に向けた中期経営計画の策定も行っており、さらなる成長計画を見据えている。

 同社の株価は2024年3月に最高値2631円をつけたものの、その後は調整局面が続いており、3月14日での株価は1743円と最高値から約35%低くなっている。配当利回りも4.82%と高く、無借金経営という安心感もある。

 製造業やIT業界における技術者不足が続く中、同社のサービスは重要な役割を果たすことが期待でき、株価反転にも期待できるだろう。

サーキュレーション(7379)

 同社は企業とプロフェッショナル人材をつなぐ「外部人材活用支援」に特化した企業である。特に中小企業やベンチャー向けに、経験豊富なフリーランスや副業人材をプロジェクト単位で提供するサービスが強みとなっており、経営課題の解決にフォーカスし、コンサルタントやエンジニアなどの専門家をマッチングしている。

 3月14日には2025年7月期第2四半期決算を発表しており、前年対比で売上高+9%、営業利益2.9倍、経常利益2.9倍、純利益3.1倍という大幅な増益成長を遂げている。また、通期の業績予想を売上、利益ともに上方修正しており、特に利益は従来予想に対し30%を超える大幅な上方修正を行っている。

 株価は上場した2021年に5540円を付けたもののそこからは一直線に下降線をたどり、3月14日現在では671円と10分の1に近いほどまで株価が落ちてしまっている。その結果、現在、PERは21.7倍、PBRは1.95倍と過熱感は消えており、財務を見ても利益剰余金がしっかり積み上がり、無借金経営を続けている状況である。

 副業・フリーランスの増加や、プロジェクト単位での人材活用が進む中、企業と人材を効率的にマッチングさせるサービスの需要が高まっている。サーキュレーションのプロシェアリング事業は、この流れに適応しており、今後さらに市場が拡大する可能性があるだろう。

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