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投資

【ドル円週間見通し】底堅い値動きか 米国株式が持ち直せば円売りがドルを支える展開も

・3月24日-28日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

○(欧)3月ユーロ圏製造業PMI 24日(月)午後6時発表予定
・2月実績は47.6
 2月実績は47.6。需要関連指標である同月の新規受注指数は改善している。この状況が短期間で急変する可能性は低いため、3月の数値は2月実績をやや上回る可能性がある。

○(米)3月サービス業PMI 24日(月)午後10時45分発表予定
・予想は51.2
 2月実績は51.0。トランプ政権が掲げる関税措置と連邦政府の大規模な支出削減に対する懸念が重しになった。3月については状況が短期間で大幅に改善する見込みは薄いため、2月実績と差のない水準となる可能性がある。

○(米)3月CB消費者信頼感指数 25日(火)午後11時発表予定
・予想は94.0
 2月実績は98.3。トランプ政権が掲げる関税措置で物価が上昇するとの懸念から、向こう1年のインフレ期待は上昇している。3月については物価上昇への懸念は消えていないため、改善は期待できない。

○(米) 2月コアPCE価格指数 28日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+2.7%
 参考となる1月実績は前年比+2.6%で上昇率は前月実績を下回った。2月についてはサービス価格の上昇率はやや鈍化しているものの、その他の項目における上昇率は特に変わっていないため、コア価格指数の上昇率は1月実績をやや上回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
24日(月):(欧)3月ユーロ圏総合PMI、(米)3月製造業PMI
25日(火):(米)2月新築住宅販売件数
26日(水):(英)2月CPI、(米)2月耐久財受注
27日(木):(米)10-12月期国内総生産(GDP)確定値
28日(金):(英)10-12月期GDP改定値

【予想レンジ】
・148円00銭-151円50銭

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