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投資

資産20億円の88歳現役トレーダー・シゲルさん、何度も暴落を経験して学んだ「下落局面で仕込んだ銘柄は焦って儲けようとしてはいけない」の鉄則、「“木を見て森を見ず”ではあかん」

シゲルさんこと藤本茂さんが考える“下落局面での投資手法”とは

シゲルさんこと藤本茂さんが考える“下落局面での投資手法”とは

 日経平均株価は「トランプ・ショック」に怯える局面が続いている。そんな難局でも資産を増やしているのが、資産20億円の88歳現役トレーダーとして知られる“シゲルさん”こと藤本茂さんだ。19歳で株式投資を始め、70年近く相場を見てきたシゲルさんは、ブラックマンデーやバブル崩壊など、幾多の難局を乗り越えてきた。

リーマン・ショックでは予定していたゴルフをキャンセル

 振り返れば、シゲルさんが暴落局面に直面した大きな節目が、2008年の「リーマン・ショック」だった。9月15日に米リーマン・ブラザーズが破綻し、翌16日の日経平均は一時660円安で1万2000円割れとなった。

「さすがに大変なことが起きたと思って、その日予定していたゴルフをキャンセルしました。ただし相場全体が下がった時は、優良銘柄を安く仕込むチャンス。気持ちを切り替えて冷静に株価が下がるのを見ながら、安くなっていた銘柄を積極的に売買しました」(以下、「」内はシゲルさん)

 当時の記録を見ると、「優待狙いでよく買っていた」という阪急阪神ホールディングスや、得意分野である自動車部品関連銘柄で計1200万円以上の利益をあげている。

 不安な気持ちになりやすい下落局面では、自分が詳しい分野で自信の持てる銘柄を頼りにすればいい。それを体現したのが、2016年に英国がEUを離脱したことで起こった「ブレグジット・ショック」に際しての対応だった。同年6月24日に日経平均が1286円も急落するなか、シゲルさんは積極的に売買した。

「短期売買で何度も手がけてきたエイチワンなどの自動車部品メーカーの取引に加え、長期保有して大株主にもなっている東武住販という不動産株も安くなったところで買い増していきました」

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