PayPayポイントは3パターンの利用が可能
キャンペーンによる高率なポイント還元
使いこなせるようになった先のメリットは大きい。PayPayのポイント制度の一番の利点は「キャンペーン」だ。
「PayPayの還元率は基本0.5%(1000円利用なら5ポイント)。還元率だけ見ればほかの決済方法が勝るケースもありますが、PayPayの魅力は、期間限定キャンペーンによる高率な『ポイント還元』です。
例えば北海道の新ひだか町では、2025年4月1日から5月31日まで対象店舗で最大20%還元のキャンペーンを開催します。1万円の買い物で2000円分のポイントがつくため大きな反響を呼んでいます。こうした特定の自治体とのコラボキャンペーンが頻繁に実施されています」(前出・菊地氏)
「固定費」である公共料金の支払いにも使えるようになってきている。
「電気・ガス料金などの請求書に記載されたバーコードやQRコードをPayPayアプリで読み取って決済することができる。これまでコンビニなどで支払っていた人も、24時間、自宅に居ながらにして支払いできます」(同前)
貯めたポイントは、“運用”に回すことも可能だ。
「PayPayアプリにはポイントを“疑似運用体験”できるサービスがあり、投資信託や債券などから選んで運用に回せます。株価が上がり続けていた2024年は、『2万ポイントも増えた』という人もいました」(同前)
※週刊ポスト2025年4月11日号