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中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

意外と簡単!“最低限の材料”でできるスパイスカレーの作り方 50代編集者も日々実践&堪能、本格的な味わいが家庭で手軽に楽しめる

筆者がつくったスパイスカレー

筆者がつくったスパイスカレー

 家庭でカレーを作ろうと思ったとき、まずは市販の固形ルーを使ったカレーを思い浮かべる人は多いだろう。そこにスパイスカレーという選択肢を加えてみてはいかがだろうか。昨今は、東南アジア系の食品を扱う店も増えており、なによりネット通販も発達しているので、家庭でもスパイスカレーを作りやすい環境になっている。『意識の低い自炊のすすめ』などの著書があるネットニュース編集者の中川淳一郎氏も、スパイスを調合して自分好みの味わいを楽しんでいる一人。中川氏が家庭で簡単に作れるスパイスカレーの材料と手順を紹介する。

まずはチキンカレーから作ってみよう

 元々「こくまろカレー」と「ジャワカレー」を組み合わせてみたりして、うまいカレーの作り方を試行錯誤していたのですが、最近はスパイスカレーを作って楽しんでいます。何しろスパイスが手に入りやすくなったし、安い。新大久保なんて、各種スパイスが一袋200~350円ほどで手に入ります。

 スパイスカレーと聞くと、作るハードルが高いと感じるかもしれませんが、意外と簡単なんですよ。というのも、「最低限のスパイスカレーになる材料」があれば、本格風の味になるからです。様々なレシピを見たうえで自分でもいろいろ試してみた結果、必須と思えるスパイス・調味料・食材は以下の通りです。

【スパイス】ターメリック/コリアンダーパウダー/クミンパウダー/カイエンペッパー +(あれば)クミンシード
【調味料】塩/胡椒/コンソメ
【野菜関連】トマト缶/ニンニク/生姜/タマネギ
【その他】肉を使うのであればローレル(月桂樹)/ヨーグルトorココナッツミルク(パウダー可)/味を調えるためのカレー粉

 初めて作る時はチキンカレーがいいでしょう。ここで挙げた材料に加え、手羽元かモモ肉を用意する。そして、基本の作り方はこんな感じです。

【1】植物油でスパイスを炒め、そこにタマネギ、すりおろしたニンニク&生姜を投入し、塩・胡椒をかけて炒める
【2】タマネギがしなしなになる直前に鶏肉も投入し、炒める(30分炒めるよう指示するレシピが多いものの、面倒だったらそこまでしないでもOKと妥協する)
【3】鶏に火が通ったら水・トマト缶・ローリエ・コンソメ(キューブ・顆粒どちらも可)を入れて煮込む
【4】途中味見をし、適宜塩胡椒とコンソメとカレー粉とヨーグルト(ココナッツミルク)を入れる。入れたいのならばスパイスも追加して構わない
【5】鶏肉が柔らかくなったら完成

 ここでどうもしっくりこない場合は、市販のルーを少し入れてしまっても構いません。カレーは自由な食べ物、何か足りないものがあれば足してしまえばいいのです。こうしてチキンカレーがうまくいったら、後はレシピを見ながら別のカレーを作るも良し、その場にある食材でカレーを作るも良し、です。

次のページ:自信がついたら別の風味のスパイスカレーに挑戦を

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