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投資

【ドル円週間見通し】ドルはやや底堅い値動きとなるか 米相互関税による混乱は目先も続く

・4月7日-11日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

○(日)2月経常収支 8日(火)午前8時50分発表予定
・予想は+3兆7718億円
 1月実績は-2576億円で2年ぶりの赤字。中国の旧正月の影響で日本からの輸出が鈍化し、輸入額が増えたことが要因。2月については貿易収支の改善が予想されること、第一次所得収支は高水準の黒字が予想されることから、経常収支は大幅な黒字となる見込み。

○(中)3月CPI 10日(木)午前10時30分発表予定
・予想は前年比+0.1%
 2月実績は前年比-0.7%。旧正月の春節の大型連休が去年と比べて早く終わったことで旅行関連の価格が下落したことなどが要因。3月については個人消費の回復は遅れているため、インフレ率は低い伸びにとどまる見込み。

○(米)3月CPIコア指数 10日(木)午後9時30分発表予定
・予想は前年比+3.0%
 2月実績は前年比+3.1%。3月についてはサービス価格や帰属家賃の伸び率は鈍化していることから、コアインフレ率は2月並みの水準にとどまる可能性がある。

○(米)4月ミシガン大学消費者信頼感指数 11日(金)午後11時発表予定
・予想は55.0

 参考となる3月実績は大幅に悪化。トランプ米大統領の関税措置によってインフレ再燃が警戒されたことが要因。4月については、物価高と経済の弱体化が引き続き警戒されており、改善は期待薄。

○その他の主な経済指標の発表予定
7日(月):(欧)2月小売売上高
9日(水):(NZ)NZ準備銀行政策金利発表
11日(金):(米)3月生産者物価指数

【予想レンジ】
・144円00銭-148円00銭

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