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【実家じまい】片付けを始めたら探すべき“4つの書類”、最優先は「不動産売買契約書」 解体して更地にする前に「ダメ元で隣家に相談」もひとつの手

実家の片付けで探す4つの書類

実家の片付けで探す4つの書類

 一方、売却や賃貸に出すのは難しいと判断し、解体して更地にするならその前に確認しておくことがある。

「売却や賃貸に出す価値のない土地は更地にしたところで売却できる見込みは低い。その場合、2つの解決法があります。1つは2023年にスタートした『相続土地国庫帰属制度』の利用です。更地にすることなどの条件はありますが、法務省の発表によると申請された土地の4割以上が国庫に帰属されています(「相続土地国庫帰属制度の統計」)。

 もう1つはダメ元で隣家に相談する。庭を広げたい、畑にしたいといった理由で100万~200万円程度で売れたケースが実際に結構あります。これなら不動産業者も不要です」(同前)

 実家じまいの手順と対策を知ることで、無駄なお金と労力を削ることができる。

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 関連記事《【間違えるとトラブル多発で大損】「実家じまい」「墓じまい」で守るべき“優先順位”とは…揉めずにスムーズに終わらせるための“正しい手順”を完全解説》では、実家じまいを進める際に守るべき優先順位、さらにスムーズな墓じまいの手順についても紹介している。

※週刊ポスト2025年4月18・25日号

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