「長期投資をするなら株式投資」といえるワケ(イメージ)
新NISAブームを背景に様々な投資が注目を集めている。いまでは株式投資以外にも手軽に挑戦できる環境が整っているが、初心者はどの金融商品に目を向ければよいだろうか。
投資のなかでも「株式投資」を勧めるのは、投資で資産2億円超を築いた兼業投資家の東山一悟氏。様々な金融商品に投資した経験を持つ東山氏がその理由を綴る(東山氏が、娘のためにこれまでの投資や資産形成の経験、生きるために必要な知識を記した著書『投資で2億稼いだ社畜のぼくが15歳の娘に伝えたい29の真実』より一部抜粋・再構成)。
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一口に投資といってもいろいろなものがある。
一番の王道は株式投資。そのほか、債券、不動産、石油、貴金属、最近ではFX、暗号資産なども流行している。変わったところではウイスキーやワインなどのお酒、美術品なども。
いったい何に投資をして良いのかわからなくなるかもしれない。
しかし投資のマニア、セミプロになるのならともかく、普通の人が普通に生活をするためには株式投資をメインにすることが最適といえる。
そもそも投資とは、どういう意味だろう。
それは資本を投じるという意味だ。
つまり、将来の利益を得るために資金を投下するということ。自己投資というのは自分の将来の利益を得るために自分におカネを払って勉強する。株式投資、不動産投資など、基本的には資金を投下することで、投資先が成長してその果実を得るものと思えばいい。