「4月は引っ越しや進学などで生活が変わる時期なので、スーパーは新生活に向けた特売を仕掛けてきます。例えば“朝食フェア”などでお米、パン、ハム、ソーセージ、卵などが特売になる。まずはそれを狙うこと。“特売日以外には買わない”が基本です。また4月は夏場の食品を売り出し始める時期でもある。カレーは本来、5月のゴールデンウイーク明けから動く商品ですが、早めに仕掛けておかないと売れないので、スーパーは4月からカレーフェアで関連食材を安くします。冷麺や冷や麦なども狙い目です」
特売日のなかでも、とくに外せないのが4月15日。それにはこんな理由がある。
「偶数月の15日は年金支給日。なので、スーパーはそれを狙ってお年寄りが使う頻度が高い商品を特売品にする。お弁当やお総菜はいつもよりちょっと贅沢なものがお買い得になりやすい」(今野さん)
1つ注意すべきは、容量を減らして“実質的な値上げ”になっている商品。値段だけで飛びつかず、購入前に容量のチェックを忘れずに。
※女性セブン2017年4月13日号