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知らなきゃ損する「途中下車」のルール 旅費の節約にも

知らなきゃ損するJR「途中下車」のルール

知らなきゃ損するJR「途中下車」のルール

 鉄道の切符を使う際、「1度でも改札口を出てしまったら無効になる」と思っていないだろうか? JR切符には、ある一定の条件を満たせば利用できる「途中下車」というルールが存在する。旅を何倍も楽しめて、旅費も節約できる途中下車のルールを解説しよう。

 この「途中下車」というルールは、旅行途中(乗車券の区間内)の駅で、いったん改札口の外に出ることができるもの。目的駅に到達するまで、経路から外れるような寄り道をしなければ、何度でも降りられるというものだ。例えば、東京駅から名古屋駅まで東海道線経由で行く乗車券を買った場合、途中の小田原で城を見学し、熱海で温泉に入り、浜松でウナギを食べ……といった旅行も可能だ。

 乗車券をよく見ると「有効日数」が書かれており、これは200kmごとに1日増える計算。上述の東京→名古屋の場合、有効日数は3日間となる。切符は自動改札に入れても戻ってくるが、吸い込まれてしまうのが不安ならば、有人改札に行き、「途中下車です」と言えば良い。

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