「ダマシが多い」とおっしゃる方は、おそらくたった1つだけのテクニカル指標のみで相場を見極めようとしているのではないでしょうか? もしくは2つ以上の指標を使っている場合は、正しい場面で正しい組み合わせのテクニカル指標を使うことができていないはずです。
私自身は、正しいタイミングで正しい組み合わせでテクニカル指標を使うことで、雇用統計のような突発的に相場が動く場面でも、高い確率で相場の方向性を見極めることができています。雇用統計発表の30分から1時間くらい前には相場の方向性を見極め、利益に変えることができています。
多くの方にとっては信じ難いことかもしれませんが、私は「どれだけ有益だと思われる情報より優先してチャートを信じ、的確に分析することが大切だ」と考えながらトレードをし、実際に45年以上も相場の世界で利益を獲得し続けています。テクニカル分析を的確に行うことができれば、それが利益につながると考えています。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。