経済産業省とセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューデイズのコンビニエンスストア5社は4月18日、2025年をめどに全商品へのICタグ導入を目指す「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を発表した 。
今回導入が検討されているのは「RFID」と呼ばれる電子タグ。すでにファストファッションの「GU」の一部店舗で導入されているもので、離れたところからも読み取ることが可能。買い物かごに商品を入れたままセンサーにかざして、かごの中の商品を全て読み取ることもでき、瞬時に合計金額が計算されるセルフレジが実現可能となる。
セルフレジ導入により人手不足問題の解消が期待されるだけでなく、棚にセンサーを取り付けることによる「自動棚卸し」などの活用も考えられているという電子タグ。ツイッターでは、
〈スーパーやコンビニなどで100円程度の買い物をした際に福沢諭吉を差し出すのは心が痛むが、セルフレジは機械が相手なので全く心が痛まない〉
〈セルフレジは店員の「ポイントカードお持ちですか?」「袋お入れしますか?」「駐車場のご利用ございますか?」「お箸お付けしますか?」等の質問攻めから解放されるのがよい〉
などと、店員に気を遣わなくて済むようになるので、歓迎だとの意見も多い。