「クーポン使えない」「操作が難しい」の声
電子タグではないが、セルフレジは一部のスーパーマーケットやレンタルビデオチェーン「TSUTAYA」などではすでに導入されており、TSUTAYAであれば付与されるTポイントが2倍になるなど、セルフレジ利用者に何らかのサービスを実施するケースもある。
その一方で、特に割引などのサービスを行わないケースも多く、さらに、セルフレジではクーポンが使えないなどのデメリットも指摘されている。ツイッターでは、
〈スーパーでの買い物で、セルフレジを使ったとき、クーポン使う際の店員さんを呼ぶタイミングにいつも迷う。だって、スーパー毎やクーポン毎に段取りが、違う気がするんだもん!〉
〈セルフレジで割引ないっておかしない?て思うんオレだけ? だって、レジ打ちの人の人件費とかも含めた商品の値段じゃないの??〉
との不満も聞こえてくる。また、そのほかにも、
〈セルフレジとか便利でもあるけど、人によっては不便だもんな。特にお年寄りには難しいこと多いと思う〉
〈GUがセルフレジだけになっててめんどくさい。会計自体はハイテクで楽ちんだし凄いんだけど、袋詰めが。綺麗に畳めなくてくしゃくしゃになるの嫌〉
と、自分でレジを操作するのが難しいという意見や、これまで店員がしていた作業を自分でやらなくてはならないことが煩わしいなどの意見もあり、セルフレジに対してネガティブな印象を持っている消費者も少なくないようだ。
まだまだ発展途上だといえそうな日本のセルフレジ事情。定着するにはもう少し時間がかかりそうだ。