人工透析を受けている慢性腎不全の患者や血友病、HIVの患者は「高額長期疾病(特定疾病)」の対象になる。加入している健康保険で「特定疾病療養受療証」を発行してもらうと、月額1万円の自己負担で治療が受けられる。
『読むだけで200万円節約できる!医療費と医療保険&介護保険のトクする裏ワザ30』(ダイヤモンド社)の著者で医療問題に詳しいジャーナリストの早川幸子さんはこう解説する。
「70才未満で月収53万円以上の患者は自己負担が月額2万円になりますが、それでも一般的な治療に比べると患者の負担額は少なく抑えられています」(早川さん)
※女性セブン2017年5月11・18日号