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牛丼、ファミレス、バーガー…過熱する「モーニング対決」最前線

デニーズのモーニング。ドリンクを頼めば分厚いトーストとゆで卵がもれなくついてくる

デニーズのモーニング。ドリンクを頼めば分厚いトーストとゆで卵がもれなくついてくる

 外食の朝食需要が高まりを見せている。エヌピーディー・ジャパンが昨年8月に発表した 「日本の朝食市場の分析結果」によれば、外食の朝食マーケットにおける市場規模は拡大傾向にあるという。

吉野家が朝定食復活で松屋と激突

 直近では、牛丼チェーン・吉野家が朝定食「ハムエッグ定食」(350円/税込価格、以下表記ないものはす全て同)、牛小鉢を加えた「ハムエッグ牛小鉢定食」(490円)を5月25日に復活させたばかり 。2015年6月まで販売していたメニューで、多くの客からの復活リクエストに応えたという。今年3月に「辛子明太子定食」(390円)も発売しており、短期間での連続投入に朝食需要を取り込もうとする戦略が見て取れる。

 一方、他の牛丼チェーンを見ると、松屋には「朝マック」ならぬ“朝マッツ”と呼ばれ、親しまれている朝食がある。シンプルな和定食で副菜を選べる「定番朝定食」(360円)や納豆やミニ牛皿などから好きな小鉢を選べる「ソーセージエッグ定食」(400円)などだ。すき家は、「たまごかけごはん朝食」(250円)を軸に、今年3月からは牛丼チェーンとしては珍しい「塩さばたまごかけごはん朝食」(390円)を発売し、差別化を図っている。

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